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スポーツによるケガ、パフォーマンス向上など
リハビリを行いながら、あるいは競技を継続しながら治療を行います
スポーツによるケガ、
パフォーマンス向上など
リハビリを行いながら、
あるいは競技を継続しながら
治療を行います
スポーツ外傷
- 捻挫
- 関節内の損傷のことをいい、関節の可動域を超える外力が加わると 関節をつないでいる靭帯が損傷します。捻挫の程度により異なりますが、受傷直 後にはあまり腫れず夜やその翌日になって腫れることが多くあります。関節の運動痛の他に熱感があります。腫脹や疼痛が強い場合は、筋緊張のために不安定性があまり強く出ません。重度のものになると、剥離骨折をともなう場合もあります。捻挫は軽く考えて無理をしてしまう方が多いよう ですが、初期の処置が大変重要です。痛みが強い場合は検査をしたほうがよいでしょう。
- 骨折
- 骨折の症状として、異常可動性、変形、機能障害や損傷部を動かしたときにグチュグチュとした音が聞こえます。骨折には大きく分けて、皮膚の下で発生した単純骨折と、折れた骨が皮膚を突き破って外気に触れてしまっている複雑骨折の 2種類があり、それにより治療法が変わってきます。単純骨折の場合、保存療法(ギブス等)で治療できる場合もありますが、複雑骨折の場合は、感染の恐れがあるので 手術の必要があります。
- 脱臼
- 痛みによる運動制限、変形、短縮、関節窩に空虚にみられ他動的に 動かすと元に戻る弾発性固定(バネ様固定)が特徴的です。整復をして元に戻せば痛みは軽くなりますが、痛めた際に筋肉や靭帯、関節包等を痛めていますので、痛みが軽くなったからといって放っておくと 習慣性脱臼のなる可能性があるので受傷直後は一定期間固定してください。
- 打撲
- 皮下出血、腫脹、痛みなどがあり、場合によってはコンパートメント(筋肉の内圧の上昇)が起こる事があり、発生すると患部にシビレ感、激しい運動時痛を起こします。また体内に菌が入った場合に起こる可能性がある蜂窩織炎(ほうかしきえん)にも注意して下さい。
- 肉離れ
- 腫脹や圧痛、皮下出血、歩行困難がみられ、大腿四頭筋、ハムストリングス、ふくらはぎの筋肉に発生しやすいです。損傷が強い場合には損傷部に陥凹(かんおう)が見られます。受傷直後はRICE処置が有効なのですが、特にアイシングと圧迫は血腫を抑える為に必要なのでしっかり行って下さい。受傷から1、2週間ほど経過して症状が軽くなってきたら、治療を温罨法に替えて軽い負荷からリハビリを開始して徐々に運動レベルを上げていきましょう。急な練習は再受傷する可能性があるので気をつけて下さい。
- 突き指
- 腫脹、皮下出血、可動域制限がみられ、場合によってはシビレを伴います。よく突き指は引っ張れば良いと言われますが、かえって悪化させる可能性があるのでやめて下さい。特に指の掌側(手のひら側)の関節面に強い皮下出血がある場合、掌側板を損傷している可能性があるので注意して下さい。
治療の流れ
ご来院・受付
保険治療を希望の方は、受付に保険証をご提示ください。問診票をお渡ししますので、できる範囲で結構ですので、ご記入をお願いします。
診察
第一診察室または第二診察室で、国家資格者が患者様の状態を詳しく評価します。
スポーツ競技者の場合には、静的アライメントに加え動的アライメントや競技動作の評価を行いますので、競技に使用するシューズや用具をご持参いただければ、より詳しい評価が可能です。
最新鋭の超音波画像診断装置や筋肉量測定装置を設置していますので骨、靭帯、筋肉などの評価を精密に行うことができます。必要な時には、当院提携医療機関に紹介し専門医の診察を受けて頂くことがあります。
物理療法
低周波、干渉波、ハイボルト、微弱電流、直流電流、超音波、レーザー、マイクロ波、ホットパック、上肢用超音波過流浴、下肢用超音波過流浴、頸椎牽引、腰椎牽引、極低温療法装置など最新鋭の物療法機器を設置しています。
運動療法・ストレッチング
ストレッチポール、スイスボール、バランスディスク、ミニハードル、ラダー、コーン、メディシンボール、ハムストレッチャー、重錘運動器、四頭筋運動器などの運動器に加え、より専門的なアスレティックリハビリテーションを希望されるばあいには附属トレーニングルーム(NAMIO INSTITUTE OF SPORTS SCIENCES)の施設利用も可能です。
タイトネスに対してはストレッチングを、機能不全の筋には筋力トレーニングを、それぞれリスク管理のもと段階的に職業特性(競技特性)を考慮して、専門的に行います。
テーピング・ギプス固定・サポーター(コルセット)装着
必要な時にはテーピングを行います。単なるテーピングではなく日本体育協会公認アスレティックトレーナーレベルのテーピングを行いますので、専門的テーピングに驚かれると思います。
骨折などの強固な固定が必要な場合には、必要最小限の範囲と期間にギプス固定を行います。ギプス固定当日から、筋力・柔軟性・協調性などのスポーツパフォーマンス低下防止の目的で、患部外トレーニングを行います。
サポーター・コルセットは、ザムスト・アルケア・ダイヤ工業などの一流メーカー製品を抱負に取り揃えています。